インターンシップ企画・設計



近年、新卒採用市場が急速に変化する中、学生へ自社の魅力を訴求する手段としてインターンシップを実施する企業が急増しています。 しかし、新たなインターンシップを実施したとしても、自社の魅力を訴求する企画・設計が適切になされていなければ採用成功に結びつきません。

インターンシップ企画・設計において陥りがちな失敗例と、リンクアンドモチベーションのインターンシップ企画・設計をご紹介します。


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解決する課題・ニーズ

  • インターンシップを実施しても自社への志望度が高まらない
  • インターンシップを実施したいが何から始めたら良いか分からない

リンクアンドモチベーションが考えるインターンシップ・企画設計とは

リンクアンドモチベーションでは、採用活動をエントリーマネジメントと呼び、「組織の入口管理」を通して、組織と個人が「相互理解」を図り、そして「相思相愛」の状態に至るコミュニケーションを行うことと考えています。そのため、採用活動を単に「人材という資源を外部から調達する活動」と捉えるのではなく、「組織の入口を管理する=エントリーマネジメント」として捉える必要があり、応募者と企業との「共感の接点」を創造することが、「相互理解」「相思相愛」の状態を実現することにつながります。

採用活動をエントリーマネジメントとして捉えると、その中の「インターンシップ」は、自社の未来を創る人材に、早期に自社の魅力を訴求し共感を獲得することで、学生の自社への入社意向度を高める非常に重要な活動だと考えています。


一般的なインターンシップ・企画設計とは

インターンシップと一括りに言ってもその手法は様々です。座学でのレクチャー、社員が登壇しての座談会、具体的な業務を体感できるケーススタディ、新規事業を立案するプランニング、現場受け入れ型の職場体験など多岐に渡ります。企業はこれらの手法を用いながら、自社の未来を創る人材の共感を得るために自社の魅力を訴求しています。
しかしこれらの手法ありきで、伝えたいことが不明瞭なままインターンシップ企画・設計をしてしまうと、次のような失敗をしてしまいます。


インターンシップ企画・設計で陥りがちな失敗例

陥りやすい例①:勉強だけで終わってしまうインターンシップ

参加学生のメリットを考え、プログラムを通して学びがあり勉強になるインターンを実施したとしても、「学びになって、勉強になった」ということと「学びがあり、チャレンジしてみたい企業だと思った」ということには雲泥の差があります。インターンシップを通して、自社のオンリーワンな魅力を伝え、就職先としての選択肢に入ることが非常に重要です。


インターンシップ企画・設計のポイント

リンクアンドモチベーションにおけるインターンシップ企画・設計は、以下の2つの技術を用いてなされています。これらの技術の前提には、リンクアンドモチベーションが前提としている人間観「人間は限定合理的な感情人である」ということがあります。これが踏まえられないと、自社が伝えたい魅力を伝えたとしても学生は魅力を感じない可能性があります。

メッセージ技術~企業の魅力を抽出し、言語化する技術~

自社の魅力をメッセージとして伝えるにあたって、我々は上記の人間観をもとに、「人間の能力は限定的であるため、全てのメッセージは伝わらない」と考えています。そのため、企業の事業課題を踏まえて、求める人材に伝えるべき魅力を抽人物像し、求める人材の志向に合わせて言語化します。 なぜなら、同じ事実を伝えるとしても、求める人材の志向によって魅力と映るか、魅力と映らないかは決まるためです。
また、そのメッセージは自社が普段事業上の競合となる企業と比べての魅力を言語化したらよいだけでなく、求める人材が就職先として検討しそうな異業界の企業と比べた際の魅力もメッセージに込めなければならないため、事業環境や採用環境に対する幅広い視点を持ってメッセージを策定する必要があります。

ストーリー技術~再現性高く、認識・行動を変える技術~

メッセージを伝えるにあたって、我々は上記の人間観をもとに、「人間は感情で動く生き物だからこそ、伝え方を工夫しなくてはならない」と考えています。そのため、メッセージを伝えたい人材が陥る心理的障壁を踏まえて、メッセージの伝え方を設計し、メッセージを受け取り認識・行動が変化した状態を実現します。
例えば、「あの業界は先行きが不透明だから、この会社を就職先にするには不安だ」という前提を持っている学生に対して、自社の魅力を真っ向から伝えても伝わりません。まずは相手の抱いている不安などの心理的障壁を解消した後に自社の魅力を伝えることが重要になります。


インターンシップ企画・設計の流れ

①インターンシップ実施目的の摺り合わせ

まずは、なぜインターンシップを実施するのかという目的を摺りあわせます。最終的には自社にとっての採用成功を実現することがゴールになりますが、採用活動全体における当該インターンシップの位置づけ及び、そのインターンシップを通して実現するべきことを明確化します。

②インターンシップ全体企画・設計作成

「求める人材の特徴」「自社の魅力」「競合企業の魅力」を踏まえて、インターンシップを通じて、どのようなメッセージを、どのような流れで伝えるのかという、大枠の設計を行います。

③インターンシップ詳細資料作成

プレゼンテーションスライド、ワーク資料、イベントタイムスケジュールなど、インターンシップの実施において必要となる資料の作成を行います。

④運営資料作成

運営協力社員の方などにイベントの趣旨や、実際にご協力いただきたいポイントを共有するための運営資料の作成を行います。

⑤インターンシップ本番実施

インターンシップ本番初回に同席させていただき、実際のメッセージの訴求度合いを確認させていただき、必要な場合はブラッシュアップをさせていただきます。


導入事例

導入事例①

  • 業種:大手生命保険会社
  • 背景:会社理解不足の状態で入社を決めた若手の離職率の高さ
  • 実施内容:生保ビジネスの仕組みを理解してもらい、動機形成を強化したセミナーの企画・設計
  • 実施効果:入社3年以内での離職率が軽減し、社員が定着するようになった。

導入事例②

  • 業種:業種:大手不動産企業
  • 背景:業界に対するイメージや、仕事内容の誤解により優秀な人材に選ばれていなかった
  • 実施内容:業界の正しい情報を伝え、自社の仕事に対するネガティブなイメージを払拭するためのプログラムの企画・設計
  • 実施効果:仕事の醍醐味や面白さが理解でき、内定辞退率が大幅にダウンした