コミュニケーション能力開発(洞察力)研修

ビジネスコミュニケーションにおいては「発信力」だけでなく、「受信力」が非常に重要です。相手が表出した言動だけでなく、言動の真意を把握することなくして、相手に魅力的に伝わるコミュニケーションはできません。

本ページでは、起こったことや相手の言動における真意を把握するための観点と、洞察力を向上するための研修プログラムをご紹介します。
下記のような課題・ニーズにお応えします
  • 起こったこと(事象)や相手の言動に潜む違和感に気づかない
  • 起こったことやお客様の発言をそのまま受け入れてしまう
  • 起こったことや相手の真意を探ろうとするものの、解釈や仮説がズレてしまう
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ビジネスにおけるコミュニケーション能力とは

ビジネスにおけるコミュニケーション能力は大きく、「発信力」と「受信力」に分かれます。一般的にビジネスにおいては、自分の考えを魅力的に伝える力であったり、相手の納得を得るための説得力のある話し方など、「発信」が注目されがちです。

しかし、魅力的な「発信」を行うためには、適切に相手を知るための「受信」が欠かせません。相手の真意をズレて受け取ってしまうと、コミュニケーションはズレたものになってしまいます。

「発信力」と「受信力」どちらか一方があれば十分という訳ではなく、両方を兼ね備えて初めて理想的なコミュニケーションが可能だと言えます。

コミュニケーション能力が高い人の特徴

ビジネスにおいてコミュニケーション能力が高いと言われる人は、例外なく察知する力が高いです。結果として顧客や同僚から、「色々なことに気づいてくれる」「物事をよく見ている」といった評価を受けます。このような周囲や相手の違和感など細かい点を察知して読み取る能力を「洞察力」と言います。

洞察力の高い人は、事象から真意を読み解く

「洞察力」をもう少し噛み砕くと、起こった事象から真意を読み解く力だと言えます。世の中で起きている事象や事実の裏には、必ずその理由となるメッセージ(Why)が隠れています。例えば下記のような事象が起きたとします。

【起きた事象】

①いつも通される簡素な応接間ではなく、豪華な応接間に通された。
②お客様が時計焼けをしている。
③顧客先からのメールの返信が遅く、且つトーンがこれまでになく神妙。

コミュニケーション能力(洞察力)の高い人は、①②③のような事実から、下記のような仮説を立て、いつでも対応できるように準備します。

【メッセージ(Why):事象の裏に隠された真意、真相】

①これまではいらしていなかった上長が同席されるかもしれない。
 外部に漏れてはいけない機密情報を提示されるのかもしれない。
②ゴルフが趣味で、先週末に行かれたのかもしれない。
③何か自社にとってよくないことが起こったのかもしれない。

このように、コミュニケーション能力(洞察力)が高い人は、事実や事象から真意を読み解き、先回りした結果、相手から「よく気づく」「よく見ている」といった印象を持たれ、結果として他者との信頼関係を紡ぎます。また、このような相手の真意を察知した上で、発する言葉は自ずと説得力のあるものになります。

真意を読み解き、洞察力を高める手法

先ほどの例でも提示しましたが、真意を読み解くための1stステップは「違いや違和感に気づく」ことです。

例えば、これまで顧客先に訪問した時は起こらなかったのに今回は起きていること、これまでお客様に貰わなかったのに今回は貰った言葉など、そういった違いが起こっている理由を仮説立てしてみることで、相手の真意を読み取ることができるようになります。

コミュニケーション(受信)において陥りがちな状態

コミュニケーション(受信)のシーンにおいては、下記のような状態に陥りがちです。

陥りがちな状態:①起こったことや相手の言動に潜む違和感に気づかない

お客様の言動に対する感度が低く、違和感にも気づかないことによって自分都合の対応をしてしまいます。結果として相手から「興味関心が薄く、自分のことを大切に思っていない」と捉えられてしまいます。

陥りがちな状態②:起こったことやお客様の発言をそのまま受け入れてしまう

表出されたお客様の言動を何も考えずに受け入れるため、相手の真意や真のニーズをついた本質的な提案やコミュニケーションができません。

陥りがちな状態③:真意を探ろうとするものの、解釈や仮説がズレてしまう

起こった事象や相手の言動から真意を読み取ろうとするものの、違和感やいつもとの違いを適切に整理・把握することができずに、真意とズレた提案やコミュニケーションをしてしまいます。

他にもコミュニケーション(受信)において陥りがちな問題としては、「自分の意見を伝えられない」「会話が続かない」「指摘ができない」「緊張してしまう」「話がまとまらない」といったことが挙げられます。

リンクアンドモチベーション
コミュニケーション能力開発(洞察力)研修の概要

ビジネスコミュニケーションにおける、洞察力の重要性を学び、洞察力向上に必要な観点を習得する研修です。

リンクアンドモチベーション
コミュニケーション能力開発(洞察力)研修のポイント

他者や環境が発する目に見える視覚情報だけでなく、その情報からメッセージを読み取る力を強化します。

ポイント①:事実の裏にある真意の存在を理解する

世の中で起こっている事象や事実の裏には必ずその理由となるメッセージ(真意)が存在することを理解します。

ポイント②:真意を読み取ることの重要性を理解する

事象や事実からメッセージ(真意)を読み取る精度を高めることで、その後のアクションの質も高まることを認識させます。

ポイント③:真意を読み取る精度(洞察力)を高める観点を理解・習得する

起きている事象・事実を「4W1H」の観点で分類し、さらに「起きていること(Is)・起きていないこと(Is not)」を用いて整理することで、
メッセージ(真意)を読み取る精度が高まることを理解します。

リンクアンドモチベーション
コミュニケーション能力開発(洞察力)研修で目指す姿

  • 考えることをせず“なんとなく”日々を過ごすのではなく、身の回りに起きている事象・事実の裏にあるメッセージ(真意)を主体的に捉えにいくことができる。
  • 上記に加え、真意を読み取る精度(洞察力)を高めるフレームを理解し、日常生活の中で実践している。

コミュニケーション研修の失敗例

研修を行っても実際に職場での行動が変化しないと意味がありません。コミュニケーション研修で陥りがちな失敗は下記です。

陥りがちな失敗①:現場の業態・現状に見合わないテーマで行われ、現実味がもてない

「これ、うちの業務で使えるのかな・・・」
「うちの部下にはこのやり方は使えない気がする」

こう感じたことはありませんか?研修の内容が、現場の業態や上司・部下の特性などにおけるコミュニケーションに見合わず、せっかく受講したのに意味をなさないケースがあります。

リンクアンドモチベーションのコミュニケーション研修では、個々の業態にあった内容を提供しているとともに、 部下の特性など、個々の状況に応じた指導を行っており、しっかり現場に落とし込むことができる内容になっています。

陥りがちな失敗②:「あるべき論」だけ伝えられて、具体的なアクションに繋がらない

コミュニケーション研修では、理想論だけ伝えられて、その学びをどう現場で活かすか、具体的なアクションが定まらないまま終わってしまうケースがあります。 現場で研修で学んだことが継続的に活かせばければ、研修を受けた意味がありません。

リンクアンドモチベーションのコミュニケーション研修では、自分事としての気づきを与えるだけでなく、「自分が今後、どう行動していくか」のアクションプランを策定するところまで研修内で行い、 次の日の業務から実践できるサポート体制を築いています。

リンクアンドモチベーション
コミュニケーション能力開発(洞察力)研修の成功例

総合ディベロッパー T社様の成功例

プロジェクト・プロデューサーとしての活躍が期待される新入社員を対象としてコミュニケーション研修を実施したT社様。 早い段階から自分をハブとして、協力してもらうパートナー企業はもちろん、 社内の各部署ともコミュニケーションを取りながら調整する技術を身に付けてもらうよう導入しました。

受講者からは、「今回習得したコミュニケーションマネジメントは、 あらゆるビジネスシーンで使える」という感想が最も多く聞かれました。 そして、T社様からは、研修を受講した新入社員が、パートナー企業との打ちあわせはもちろん、 通常のチーム・ミーティングや、上司との会話などでも、 まさに「再現」できる技術として活用てしており、効果のある研修であったと高い評価を頂きました。

研修の内容についても、学んだ技術を実践に活かせるグループワークが用意されており、技術の吸収力も、 研修参加の意欲も高めながら進められる内容だったとの評価を頂いています。 グループワークでは、相容れない意見を持ったメンバーの間でディベートを行い、学んだ技術を実際に活用してみるプログラムを実施しました。

そのプログラムの中で、自分のコミュニケーションをビデオで収録し、 フレームワークを使って細かく確認する場を設けたことで、 普段、どのような表情や声色でプレゼンし、情報を受けているかが分かり、 学んだことをどのようにすれば効果的に使えるかを体感できたようです。

受講者の声

  • グループワークでメンバーの意見を聞く中で、目の前の状況から読み取れることが、想像以上に多いと気が付くことができました。事実を多面的に見ていくことの大切さを体感しました。
  • 今までの業務で、コミュニケーションは滞りなくできていると思っていましたが、今回学んだ「事実の裏にある真意」を気付けていたかは定かではなく、自分のコミュニケーションを再度見直す必要があると感じました。
  • 相手の思っていることを態度から読み取る姿勢は普段から心がけていましたが、この研修で体系的に学んだことで、明確に再認識することができました。
  • 研修を受講して、今までWhyを想定した行動がもっとできた場面があったと感じました。今日の気づきを今後の業務に活かしたいと思いました。
  • 他の社員の考えを聞くことで、新しい視点を取り込むことができました。

講師情報・メッセージ

コミュニケーション能力開発(洞察力)研修
研修講師/八重樫 徹
講師メッセージ:
ビジネス環境は以前にも増して難しくなり、今までのやり方では成果が出せないことも多くなりました。だからこそ、目に見えていないことに対してもアプローチする有効性を一緒に考えていきましょう。

研修内容について:
本研修は、相手の言動等の事象から真意を読み解くための観点と洞察力を向上させるためのプログラムです。
日々の仕事において、成果を出せない人と出せる人がいます。その違いはどこにあるでしょうか。一つとしては、日常で起こっている事象をそのまま受け止めているのか、それともその起こっている事象の要因まで考えて理解しているかの違いがあります。コミュニケーションにおいても同様です。相手の発言をそのまま鵜呑みにしてしまうのか、その発言の真意まで考えて理解しているかです。
本研修では、ビジネスにおける洞察の重要性を学び、隠された真意や深層を読み解く洞察力を強化します。その結果、真意を読み取る精度(洞察力)を高めるフレームを使いこなし、日常生活の中で実践する状態を目指します。
よくいただく質問

■リンクアンドモチベーションの研修の特徴は?

弊社では2001年より、企業に対するコンサルティングで培った ノウハウやセオリーを定式化し、教育研修を開発しています。 実際の職場での活用・実践を前提とした内容に加え、 体感型ゲームやグループワークなどを中心とした “楽しみ”ながら“学ぶ” 体感型の「エデュテインメントプログラム」 となっていることが特徴です。 また、弊社の基幹技術である モチベーションエンジニアリングを用いることで 単なる知識提供や意識変革ではなく、 参加者の「行動変革」を実現する研修となっています。

■研修プログラムの種類はどんなものがある?

「新入社員研修」や「管理職研修」といった階層別の研修から 「リクルーター研修」や「営業力強化研修」といったテーマ別の研修まで 企業様のニーズに合わせて幅広く実施しております。

■プログラム内容について相談することは可能?

可能です。 リンクアンドモチベーションの研修プログラムは、 企業様のご状況・ご要望に合わせてカスタマイズし、 ご参加者の行動変化が促進されるような 最も効果的な形でご提供させて頂いております。

■研修プログラムの費用はどの程度?

研修内容・実施人数によって費用は大きく異なります。 詳細は、お問い合わせページよりご相談下さい。

■研修プログラムの実施事例はある?

様々な規模・業界の企業様にサービスをご提供しております。 詳細は、実施事例ページよりご確認下さい。

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