相手が持つ選択基準を正確に把握した上で、相手の基準を変えるように働きかけます。具体的には、相手の思考を切り替えることで、条件の重要度の上げ下げをしたり、新たな基準を付け加えます。その結果、自分の基準と相手の基準をすり合わすことかでき、相手に共感を促すことができます。
相手の意思決定の背景にある選択基準を、望ましい選択基準への「導く」ためには相手が持たない新たな視界を提示し、納得を引き出すことが必要です。 下記に、相手が見ている視点を変えたり、別の視点へ注目させたりすることによって新たな視界を提示するための、いくつかの方法を紹介します。
タイムスイッチ
”短期”⇔”長期”、“過去⇔未来”など相手が見ている「時間感」を広げたり、狭めたりすることで相手が持っていない視界を提示します。
ズームスイッチ
“低⇔高”、“狭⇔広”など相手が見ている「空間感」を広げたり、狭めたりすることで相手が持っていない視界を提示します。
チャンスフォーカス
相手が気づいていない、もしくは気づいていても重要視していない「得られるもの」に目を向けさせることで、相手が持っていない視界を提示します。
リスクフォーカス
相手が気づいていない、もしくは気づいていても重要視していない「失うもの」に目を向けさせることで、相手が持っていない視界を提示します。
ゴールフォーカス
そもそもの「実現したいこと」に改めて目を向けさせることで、相手に不足している視界を提示ます。
相手の意思決定の背景となる選択基準を望ましい選択基準に導くためには、伝えるべきメッセージを明確にする必要があります。相手が持つどういった選択基準を、どのような選択基準に変えたいのか、そのために何を伝えるべきなのか、といったメッセージを定めます。メッセージが曖昧だと相手に何も残りません。
引き出したい意思決定に相手を導くためのコミュニケーション戦略を立て、引き出したい意思決定に導くことができている。
目的 | 内容 |
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「見抜く」フレームを理解する |
ケース ぴったりの結婚式場を選ぼう
ケース 新婚旅行に行くまでに①
ケース 新婚旅行に行くまでに②
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「導く」フレームを理解する |
ケース 伊集院夫妻のマンション購入 |
演習 |
ケース 上司を説得せよ
ケース 青空新聞社の新しい雑誌を創刊せよ!
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日常と接続させる |
ワーク 日常との接続
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総括 | ー |
■リンクアンドモチベーションの研修の特徴は?
弊社では2001年より、企業に対するコンサルティングで培った ノウハウやセオリーを定式化し、教育研修を開発しています。 実際の職場での活用・実践を前提とした内容に加え、 体感型ゲームやグループワークなどを中心とした “楽しみ”ながら“学ぶ” 体感型の「エデュテインメントプログラム」 となっていることが特徴です。 また、弊社の基幹技術である モチベーションエンジニアリングを用いることで 単なる知識提供や意識変革ではなく、 参加者の「行動変革」を実現する研修となっています。
■研修プログラムの種類はどんなものがある?
「新入社員研修」や「管理職研修」といった階層別の研修から 「リクルーター研修」や「営業力強化研修」といったテーマ別の研修まで 企業様のニーズに合わせて幅広く実施しております。
■プログラム内容について相談することは可能?
可能です。 リンクアンドモチベーションの研修プログラムは、 企業様のご状況・ご要望に合わせてカスタマイズし、 ご参加者の行動変化が促進されるような 最も効果的な形でご提供させて頂いております。
■研修プログラムの費用はどの程度?
研修内容・実施人数によって費用は大きく異なります。 詳細は、お問い合わせページよりご相談下さい。
■研修プログラムの実施事例はある?
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