自律を促進するナビゲートが、
次の世代を育て、組織を強くする。

IT企業大手 N社

グローバル化、一元化、標準化、自動化、技術革新を原則にし、お客様のビジネスを成功に導くソフトウェアプロダクトをメインに、システムソリューションを提供するN社。

その未来を担う新入社員のOJT担当者(ナビゲーター)に、セルフコントロール研修を導入した理由を人事本部のM氏に伺いました。

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新入社員早期育成に必要な3つのポイントとは?

セルフコントロール研修を導入した背景は?

弊社の強みの一つは、個々の能力がネットワークした組織力。当社の企業カルチャーでもある上下左右の密なネットワークから生まれるパワーが、個を成長に導き、組織を活性化させ、ひいてはお客様に最高のソリューションを提供する原動力に繋がっています。

そのため新しくビジネスに加わる新入社員にも弊社の一員として活躍できるよう早期にビジネスノウハウをキャッチアップするよう期待しています。 学生から会社というフィールドに入り、様々な研修を踏まえてから配属となるわけですが、モチベーション高くビジネスに取り組めるよう配属後のOJTにはフォローアップする担当者を付けています。

今回のセルフコントロール研修は、この新入社員をフォローする担当者(ナビゲーター)を対象に導入しました。

何故ナビゲーターを対象に導入したのですか?

ナビゲーターは、新入社員のビジネス環境を整え、成長を促す担当として各配属部署から選出しており、主に2つの役割があります。

一つはOracleのスキルなど実務におけるトレーニング指導。
二つ目はコミュニケーションの重要性や方法、メンバーとの協調など、仕事のノウハウなどを指導しつつ、新入社員のメンタル的なサポートを行います。新入社員は、入社前後の研修で習得した知識をOJTで試すことになるわけですが、実践でぶつかる壁も出てきます。

その時、行き詰まったときにはどうすればいいのか、如何に対処すべきかという対処方法をガイドすることで、“やる気”を腰折れさせず、業務を自分自身のミッションとして最後までやり通す責任感を持たせることもできます。そこで、ナビゲーターには、「思考を切り替え、やる気を生みだす」をコンセプトにしたガリレオ研修を受講してもらい、新入社員の自律を促す指導方法を身に付けてもらうことにしました。

研修は、新入社員をナビゲートする技術を体得できるスタイルでしたか?

セルフコントロール研修は、“気付き”をベースにプログラムが構成されています。そのスタイルが技術を体感するのに効果的だと思いました。

ロジックに基づいて答えを教える指導方法にも長所はありますが、“気付く”ということは、自分の日常業務に置き換えてみて自分自身で答えを見つけたことになりますから、その後のビジネスでのインパクトも大きいと思われます。ナビゲーター自身が研修で“気付く”という有効性を体感したことで、新入社員にも“気付かせる”よう相手の視点に立った指導方法に活かすことができたと思います。

また、グループワークが多く取り入られていて、受講者同士のコミュニケーションとディスカッションの中から、他人の意見も参考になったようです。これは、単純に講義を受けていたのではできないことですね。

研修内容で良かったという点は?

研修の最初に「変えられるもの」と「変えられないもの」を理解するプログラムがあったのですが、 分かっていたようで、忘れていたような内容を再認識することができたようです。 新入社員を指導するには、ナビゲーターにも体系的な知識が必要です。

その点、研修の後半にあった「スイッチ&フォーカス」という思考を切り替える具体的なツール理解のプログラムも、普段受講者が何気なく使っている技術を、体系的に再認識したことで、より適切なガイドができると思いました。

研修が進んでいく中で、受講者からは「変えられないものの中にも変えられる要素があるのではないか」 という意見がでたりして、この研修のねらいでもある「現状を分析して、より高次に進む」という自律促進が始まっている感がありました。

受講者からは、どのような反応がありましたか?

セルフコントロール研修を受講することによって、ナビゲーターの意識も高まった効果がありました。

ナビゲーターに選ばれた社員も多くの実務を抱えているため、指導時間が限られています。
そのため時間が無い分、指導方法を理解していないと後手後手に回ってしまいますが、今回の研修でその方法を習得したことで、短時間にピンポイントでトラブルの相談にのることができるようになったみたいですね。

ナビゲーターの負担も軽減され、やる気を出したようですし、 実際、新入社員からも「相談しやすくなった」という声も出てきております。 彼らもいずれナビゲーターになる可能性がありますから、自分が成長することで、自分のナビゲーターだった先輩よりも、もうちょっと広い範囲で後輩をナビゲートできるかもしれません。

このような連鎖が弊社の組織をさらに活性化させるよう期待しています。

※本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞や場所等は取材当時のものです。
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