常に国際的視野から日本と世界の平和と繁栄に貢献すべく、正確・迅速な報道と果敢な提言を続けているY社。
最も支持される言論・報道機関を担う「新聞人」を育成するためにガリレオ研修を導入した人事部のY氏に、この研修への期待と成果を伺いました。
弊社では、今までも新入社員を対象にしたビジネス研修を行ってきました。しかし、「頑張ろう」という掛け声はあったのですが、慣れない社会人生活からくるストレスを解消する手だてや、トラブルを解決する方法を習得できる内容ではなく、実践向きではなかったため、そのメッセージだけが空回りしている状況でした。
今回モチベーションをコントロールするというセルフコントロール研修を知り、入社後しばらく経ってやる気を失いかけているかもしれない新入社員たちをフォローすべく、導入を決めました。
新入社員を正社員として登用する前に行う「登用前研修」では、これまでは財務諸表の読み方などの ビジネススキルを中心にした研修を行ってきましたが、それよりもビジネスマンとしての基礎となる 前向きなやる気を引き出す“モチベーション”の醸成の方が大切であると判断し、今回の登用前研修からガリレオ研修を導入したわけです。
新入社員は、様々な部署に配属されます。広告を扱う部署もあれば、販売店をまとめる部署、イベントの企画・運営や総務、経理を担当する部署など仕事の内容もバラバラになります。
そして当然、各部署ごとに仕事上の悩みも生まれてきます。
この悩みを「頑張ろう」の一言だけで終わらせるのではなく、具体的な解決策を身に付けられるような研修を望んでいました。仕事の内容は違っても、入社後に抱える悩みの本質はあまり変わりません。
その本質とは何かを理解させ、どのような悩みやトラブルにも対応できる汎用性の高い解決ツールを学ばせたいと考えていました。
ガリレオ研修のコンセプトである「思考を切り替え、“やる気”を生み出し行動を変える」の通り、考え方から具体的な解決ツールまで理解できたようです。研修の冒頭、起きてしまったトラブルや起こるであろう難題の本質を「変えられるもの」と「変えられないもの」という概念で分け、「変えられるもの」に集中するという内容があったのですが、受講者にはとても好評でした。
また、「スイッチ&フォーカス」という具体的なツールも学べたようです。今まで漠然と考えていたものが、体系的に分かったようですね。
エデュテインメントという体感型のプログラムのため、実践的に習得できたと思います。グループワークも多く、受講者同士で話し合いながら答えを導き出すため、独りよがりな考え方ができなくなります。そのため先程の「スイッチ&フォーカス」を多用していたようですね。私も、実際に無料体験セミナーで体感したのですが、想像以上に楽しく、そして厳しく学べる研修スタイルだと思いました。
また、相手の立場や視点に立って思考することで、横のネットワークも体感したようです。
他部署の社員の考え方も理解できる人を育成することは、セクショナリズムを予防するだけでなく、 縦横が密に繋がった強い組織の構築に欠かせないため、とても効果的だと感じました。
仕事が順調に進まないとき、精神的なコンディションをどのようにコントロールすればいいのか、悩む前に思考するクセがついたようです。仕事上でももちろん生かしているようですが、先日あった社内野球大会でも「スイッチ&フォーカスで参加することにした」などの言葉が飛び交っていました。
机上の空論ではなく、体に染み付く形で習得できたのだと思いましたね。
彼らの今後の活躍が楽しみです。