企業の経営戦略立案に深く関わり、戦略を実現するためのシステムコンサルティングからシステムの企画・立案・構築、 運用・保守まで一貫してシステムライフサイクルをサポートするT社。
大規模で安全性の高いシステム構築が求められる 同社の金融事業部若手社員にガリレオ研修を導入した理由を、取締役のM氏に伺いました。
IT業界も含め、クオリティの高いサービスを提供するには、
メンバー一人ひとりが十分に能力を発揮するチーム力が欠かせません。
もちろん弊社もプロジェクトに合わせ、必要なスキルを持ったエンジニアが集まり、最適なチームが編成されます。
しかし、“テクニカル”的に各パートが揃っても、“人”としてのチームは簡単にはできません。
また、チームとして“総意”を以ってお客様に対峙しなければ高いパフォーマンスを出すことはできません。
そのためには、チーム内の前向きなコミュニケーションが必要不可欠です。
メンバー同士がお互いの立場やコンディションを理解した上で、アドバイスし合ったり、
仕事を分担し合ったりできる協力関係があってこそ、チーム力が高まるのです。
そこで、積極的に協働を促すことができる思考フレームを体得できるようガリレオ研修を導入することにしました。
協働するには、各個々人が自ら周囲へ積極的に働きかける意識を持つことが重要です。
しかし、キャパシティ以上の仕事に対峙したときや難題に出会ったときに
誰にも相談できずに一人で抱え込んでしまったり、「なんで自分ばかり」「もうできない」と
ネガティブになってしまうケースも見受けられました。
そこで仕事上の様々なトラブルや課題に向き合ったときに、ひとりで悩むのではなく、
解決に向けて周囲のメンバーと積極的にコミュニケーションを図っていくよう思考の切り替えを行い、
“やる気”を自己発電できるような技術を体得してもらうことを期待しました。
講師のレベルはもちろん、研修全体の完成度が高く、受講者が期待した通りの内容を体得できたと感じています。
積極的かつ効率的に行動するために有効な思考フレームである「変えられるものと変えられないもの」や、
思考を切り替える具体的なツールとして習得した「スイッチ&フォーカス」など、
あらゆるビジネスシーンで“やる気”を生み出すことができる思考技術を体系的に学べたようです。
Sさん:研修を通して自分のモチベーションを上げる要因が「周囲から認められること」だと分かったのですが、
この分析結果と習得した思考技術から仕事上の困難を「チャンス」と捉える発想の転換ができるようになりました。
以前は、お客様からの高い要求レベルに切迫感を持ったり、
後輩のメンバーに仕事を頼むときに躊躇することもあったのですが、
「これを解決すれば、さらに満足度が上がる」「メンバーのやる気を引き出すためにはどう頼もうか?」と
思考を切り替え、前向きに行動することができるようになりました。
Mさん:マイナスの考え方を改善できる思考フレームを体得できたと感じました。
また、個々のモチベーション特性を学び、人によって色んな角度の見方があることを素直に受け入れられました。
それにより、周囲からの依頼に対して、「無理だ」「できない」と思う前に
「やってみよう」と思えるようになったと感じています。
Nさん:今まで他人の性格や価値観など「変えられないこと」に時間や気を使ってしまうケースが多く、
無駄なことでストレスを感じていたことが分かりました。
研修中の分析結果から、私は他人から感謝されることが一番のモチベーション要因と分かったので、
今後は「変えられること」に集中し、お客様の要求を超えたクオリティを追及できると思います。