「ポータブルスキル(対課題力)と OAスキルの融合型研修」により、より実践的な “ロジカルドキュメンテーションスキル・ プレゼンテーションスキル”を獲得させる

コスモ石油株式会社

様々な現場研修を行うコスモ石油株式会社では、入社間もない段階でも社会人として通用する力を獲得させたいと考えていた。

同社が考えた力は、単なるOAスキルのインプットだけでなく、自らの意見を発信していくための能力も含めたものである。 新入社員にとって、本当に必要な研修とは何か。採用、研修を担当する3名の方に伺いました。

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新入社員早期育成に必要な3つのポイントとは?

OAスキルの習得だけにとどまらない

―まず、今回「ロジカルドキュメンテーションプログラム」を導入された目的をお聞かせください。

江澤氏:「新入社員」というタイミングを逃さずに、どの部署に配属されても通用する考え方、スキルを身につけてほしいと考えたためです。今回のプログラムであれば、ロジカルに物事を捉え、まとめていく力の基礎から、PowerPointを使った資料作成、さらにはプレゼンテーションのスキルまでを一連の流れの中で学ぶことが出来る。社会人として土台となる能力を、一つの研修で全てまかなうことが出来ると考えました。毎年新入社員に対してOAスキルの足並みを揃えることは考慮しているのですが、せっかく研修を行うのであれば、そのインプットだけではもったいない、と常々感じていた部分もありましたので。

中西氏:また、実施のタイミングを工夫した点もあります。これまでは二ヶ月半の新入社員研修期間の中で、サービスステーションや製油所での現場研修のタイミングの関係から、現場研修の後に、OA研修を導入していました。今回は現場研修の前段階でこの研修を実施し、身につけたスキルを現場研修内の発表などですぐに活かせる機会を設けるなど工夫をして、これまでと違った成果をあげることも、今回の狙いでした。

ナビゲートで意識から変えていく

―プログラムを実施する中で、特に印象に残った内容や場面をお聞かせください。

加藤氏: 最近の新入社員に関しては、パソコンに長けている人がほとんどです。ただ、やはり個別のアプリケーションの操作などは、得意不得意や、中には触ったこともない、という新入社員も混じっています。その中で、今回はグループワークを中心に研修を進めてもらったのですが、グループの中で得意な人が苦手な人に教える。そこに講師の方がうまくフォローを入れる。このバランスのよさが特に印象的でしたね。課題解決のためのロジカルシンキングから、ドキュメントの具体的な作成方法も含めて、個々でレベル差がある部分を、ナビゲーターがうまくリードしながら進めていると感じました。

江澤氏:その後の現場研修で、似たような発表の機会がありましたが、そこですぐにプログラムの効果を感じました。資料作成一つをとっても、単なる文字の羅列ではなく、きちんと意見や情報を発信するためのドキュメントにしようとしている「意識」が見えました。プログラムの中で「提案資料とプレゼン資料は違う」など、象徴的なアドバイスをもらうことで、新入社員の中で、それまでの自分のイメージが明らかに変わったのだと思います。

加藤氏:あとは、プログラム実施中の雰囲気がよかったことも印象に残っています。過去の研修を見ても、特にOAスキルを学ぶ場面では、わかっている人はそれなりにしか集中していない印象があり、研修自体を無駄に思う人もいたのかもしれません。ただ、今回はグループワークであったことも含めて、現場に一体感があったように感じました。個々のワークではなく、受講する全員が同じ方向を向いて同じスピードで進めること。 これも、今回「ロジカルドキュメンテーションプログラム」を導入してよかったと感じたポイントでした。

社内研修との相乗効果にも満足感

―プログラムを経験された新入社員の方々に、変化はありましたか。

江澤氏:当社の新入社員研修では、二ヵ月半の間で4~5回程度研修成果発表を経験させるので、半月に一回のペースで発表する機会があります。すでに終了した二つの発表会では、このプログラムを導入したおかげで、作成する資料の質と考えをまとめるスキルが確実にあがっていると感じました。細かいところですが、プログラムを受講してからは、資料でまず目次を作成する人が増えたこと。そこから全体を説明する、目的と流れを明確にする資料作成の意識を植え付けられたと実感しています。

―短期間の中で、多くの場が用意されているのですね。

中西氏:やはり、常に実践が大切だという考えがあります。実際の仕事も、まず体験すること。そして、その後に感じたことや学んだことを消化して発信する。その繰り返しから、本当の経験が培われると考えています。その意味でも、その後の実務につながるこのプログラムは当社にとってのメリットが大きかったと思います。今後、新入社員にも社内、社外問わず、提案や発表の機会が少なからず出てきます。そのときに、自分の考えをしっかりと発信できることは非常に大切です。もちろん、顧客や上司に自分の意見を伝えることは難しい部分があるはずです。でもその際に、一枚でも資料にまとまっていると話がしやすい。私もよく、その手を使いましたから(笑)。

―では、今後の発表の場も楽しみですね。

江澤氏:そうですね。研修での発表ももちろんですが、その後の実務でも必ず役に立つ内容だということは、受講後の新入社員の姿からも証明されてきています。今回のプログラムでは、当社の研修とあわせての相乗効果もあり、より深い体験をさせることができたと満足しています。

雰囲気作りを含めた質の高さ

―プログラム全体を通しての、総括をお聞かせください。】 江澤氏:繰り返しになりますが、きちんと伝わる資料をつくるための考え方と作成方法を学び、その意識が見えるようになったことが大きな収穫でした。

加藤氏:プログラム実施後にアンケートをとったところ、参加した新入社員の声として、今までいかに自分勝手に資料を作っていたかに気づいた、という声も多くあがっていました。それは、PowerPointのテクニックはもちろん、自分が発表する目的と、その考えをどのようにまとめていくか、その両面からの気づきがあったのだと思います。

江澤氏:また、新入社員にとっての研修は、詰め込み型になってしまうとどうしても受身になってしまう部分もあると思います。ですが、今回のプログラムではインプットばかりでなく、実際と似た状況でアウトプットをさせることで、確実に身につけてもらう流れがありました。その後の現場研修への接続としても、大きなメリットがあったと思いますね。

研修内容への信頼から導入を決定

―そもそも、導入に当たってリンクアンドモチベーションに決めた理由は何だったのでしょうか。

江澤氏:3年ほど前から、他のプログラムも導入しているのですが、その内容が新入社員の意識付けに非常に効果的だと感じていました。実は、私もその体験者なのですが(笑)。自分が受けた感想も含めて、リンクアンドモチベーションの研修プログラムは構成がしっかりしていることを知っていました。他の研修会社も利用する機会はありますが、比べてみてもプログラムを細部まで作り込んでいるな、という印象を持っていたことが大きな理由の一つです。

―それは、今回の「ロジカルドキュメンテーションプログラム」にも共通していたと?

江澤氏:そうですね。プログラムの作り込みの部分はもちろんなのですが、物事の組み立て方とOA研修が接続された研修自体、私の中では他でもあまり見たことがありません。自分の体験から、研修の中身に関しては信頼を置いていましたし、他の研修と比べた時に、内容にプラスアルファの価値があること。その点も、非常に魅力的でした。

スピードとパートナーとしての姿勢に共感

―その他、プログラムの内容以外で感じたことはありますでしょうか。

江澤氏: 実は今回、他の研修との兼ね合いから実施の直前に話が決まった経緯もあり、ほとんど準備という準備がままならない中での進行でした。そのような状況でも対応してくださったスピード感には、本当に感謝しています。ナビゲーターの方をアテンドするところからスケジューリングも含めて、スムーズに進めてもらえました。

加藤氏:こちらのほうが、本当に実施できるのか心配になるくらい短い期間でした。現場研修との相乗効果も考えて「どうしても実施したい」という想いをきちんと汲んでもらえたことも実感しました。

江澤氏:プログラムの内容を、前々から伺っていたこともうまく作用したのだと思います。他の研修も導入していますから、その他の提案も随時お聞きしていて、OA関係の研修ならリンクアンドモチベーション、という発想にもつながりましたので。普段から、パートナーとしての姿勢を崩さず接してくださっているので、その点でも安心してお任せすることができるのだと思いますね。

細部にこだわるから、伝わる力が強い

―最後に、リンクアンドモチベーションへの今後の期待などお聞かせください。

加藤氏:リンクアンドモチベーションの研修は、この他にもいくつか導入させてもらっていますが、どのカリキュラムも中身や手法がいつも新鮮だと感じます。特に事例がよくて、同じ研修でも毎回発見がありますね。今後も、こういった細かい内容の作り込みに期待しています。

江澤氏:プログラム全体を見て、いろいろな価値観や考えを持っている受講者でもフィットする内容だなと感じます。やはり研修の本質は、納得できるかどうかだと思いますので、その意味でよい「懐の深さ」を持ち続けていってほしいです。

中西氏:他の研修と比べて、内容の伝わり方の度合が強いなと感じます。それは、研修で終わりではなくその後の実践に必ずつながるからでしょう。学んだことを忘れないうちに定着させるところまで導く。これは、リンクアンドモチベーションの研修ならではだと思いますね。

※本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞や場所等は取材当時のものです。
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