ロジカルシンキングを実践的に学ぶ

ITコンサルティングサービス企業 F社

ITコンサルタントは、ビジネスの知識や経験に加えて、 広範なIT技術をもってクライアントの経営改革ソリューションを提供している。
その中で論理的な思考は、基礎スキルとして欠かすことができない。

社員の9割を占めるITコンサルタントのスキル養成に力を入れるF社のN氏に、 若手社員の論理思考技術実践の場としてロジカルシンキング研修を 導入した理由を伺いました。

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ロジカルシンキングの重要性は何でしょうか?

コンサルティング業では必須の基礎スキルですね。
例えば提案書などを作成する場合、ピラミッドストラクチャーなどと呼ばれる論理構造をもって論理構築します。
頂点となる結論を説明するために、いくつかの理由がそれを支え、 さらにその理由を証明するいくつかの事実がそれを支えているという形の思考のフレームワークです。

ロジカルシンキングは、読む・書く・聞く・話すといった様々なコミュニケーションのための思考エンジンでもあるのです。
なんとなくではなく、論理的に思考しアウトプットすることで、相手にとって納得感の高い説明や提案ができるようになります。
私たちにとっては「基礎の基礎」のスキルなのです。

ですが、多くの情報の中から必要な事実(情報)を整理・分析し、誰もが納得のできる結論を導き出すことは、 コンサルティングに関わらずあらゆるビジネスシーンに求められる思考技術だと言えるでしょう。

今回のロジカルシンキング研修には何を期待されましたか?

知識としての論理思考術を実践に近い形で試す機会を探していました。
脳みそから汗が噴出すくらいの場が欲しかったんです。

ロジカルシンキングは、ITコンサルタントには必要不可欠な思考技術ですから、 既に社内において基礎研修を行っております。
プロジェクトの序盤のフェーズ、例えば提案活動や要件定義においては普通に使われているスキルなんです。

しかし、入社3年目くらいまでは開発を主軸にした業務が多く、クライアントの抱える問題を自ら論理的に考察し 解決策を導き出すという機会は決して多くありません。
模擬的に問題解決を進める場としての有効性に期待していました。

受講者のトレーニングという面で、研修は有効でしたか?

研修全般を通じて、ありがちな講義中心の研修ではなく、「ケーススタディを中心として自ら考えさせた後、 思考のアプローチを体系化して参加者の頭を整理する」という体感型の研修スタイルがとても有効だと感じました。

クライアントの抱える問題点は様々。
よって、あるプロジェクトの成功事例をそのまま他のプロジェクトに流用することはできません。
しかし、それを成功させるときに自ら使った思考技術は思考の筋肉として残るからこそ、次に活用できます。

そのため、ITコンサルタントにとっては「知識のための研修」ではなく、 「知識をどう使うか/どう使いこなすかを、自分で気づき体感するための場(思考の筋肉を鍛える場)」が 必要だと感じていましたので、最適なアプローチ方法だったと思います。

研修の中で、特に良かった内容はありますか?

個々のケーススタディが、エンターテインメント業界や身近な小売店など業界、業種、規模別に分かれており、 内容も売上向上の施策や、経営改革などコンサルティングには不可欠な事例が盛り込まれていましたので、 実際の案件に近く、とても実践的な内容でした。

ケーススタディも含め、全てのグループワークはゲーム性が高く、 楽しみながら集中してロジカルシンキングを実践できていると感じました。

さらに、最後に実施をした、カードを使用するコミュニケーションスキルの習得プログラムは、 ロジカルシンキングのみならず日々の業務におけるコミュニケーションフローや効率性を反省、 見直す良い効果がありました。

「学ぶ」だけの研修ではなく、最後にきちんとした「日々の自分達の業務の盲点」を 見直すきっかけを与える面白い構成だったと思います。

受講者からは、どのような感想がありましたか?

様々な情報をMUST/WANTの項目に切り分けることなど、ロジカルシンキングの有効性を、 改めて再認識できたという感想がありました。
また、この研修ではPCなどの道具を使用しません。

そもそもPCは、自分の思考を活用するための道具であり、解答を導き出す万能機械ではありません。
頭で考え、手を動かして問題解決を図るという原点に立ち戻り、 よりお客様に有益なコンサルティングを行う自信がついたという感想もありました。

最終的に受講者は、優秀なコンサルタントが普段意識せずに使っている思考技術を 「思考の七つ道具」という形で体系的に理解することができました。
結果的に、この研修を弊社クライアントに紹介させていただく程の高い評価となりました。

※本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞や場所等は取材当時のものです。
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