面接代行



近年、インターンシップの拡大や採用活動の早期化により採用活動が複線化し、採用活動を進める一方で次年度のインターンシップの準備を進めていくなど、採用活動は多様・複雑・大量という状況が起きています。結果として人事部における人員・工数不足という問題が発生してきており、採用活動におけるアウトソーシングニーズが高まっています。多くはRPO(Recruiting Process Outsourcing)と呼ばれその中の一つに「面接代行」があります。

しかしながら、単に面接の「代行」を依頼するだけでは、昨今の売り手市場という環境下においては、応募者を惹きつけ、自社への志望動機を高めていくことはできません。面接をアウトソーシングしていく上で必要な観点と、リンクアンドモチベーションの面接代行についてご紹介します。

下記のような課題・ニーズにお応えします
  • 面接回数が多くて人事部で対応しきれない
  • 採用担当の経験が浅く、面接の精度が心配
  • ただ見極めるだけでなく、自社への志望度も高めたい

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リンクアンドモチベーションが考える面接とは

リンクアンドモチベーションでは、採用活動をエントリーマネジメントと呼び、「組織の入口管理」を通して、組織と個人が「相互理解」を図り、そして「相思相愛」の状態に至るコミュニケーションを行うことと考えています。そのため、採用活動を単に「人材という資源を外部から調達する活動」と捉えるのではなく、「組織の入口を管理する=エントリーマネジメント」として捉える必要があり、応募者と企業との「共感の接点」を創造することが、「相互理解」「相思相愛」の状態を実現することにつながります。

採用活動をエントリーマネジメントとして捉えると、その中の「面接」という行為は、単に応募者の能力を見極めるだけでなく、応募者に対して情報提供し、動機付けを行うことで、選び、選ばれるということが必要ですが、多くの企業で行われている面接は、応募者を「見極める」、「選ぶ」ということのみにとどまってしまっています。


一般的な面接とは

面接は一般的には、企業が求める要件に基づいて、質問を応募者に投げかけ、その回答から、応募者の未来の行動を予測することで、自社に必要な人材であるか否かを「見極める」行為です。そのような中で、どのような問題が起きがちでしょうか。


面接における陥りやすいエラーとは

面接官には、以下のような傾向に陥りやすいと言われています。面接官の態度や情報が応募者の志望度に大きく影響することを常に意識し、注意して面接に臨む必要があります。

陥りやすい状態①:面接官の多弁化傾向

面接官の発言量が多くなりすぎる傾向(質問自体が長くなりすぎる傾向)です。理想の発言量は、応募者「8」対 面接官「2」であり、できるだけ応募者に多く語ってもらうことが面接の精度向上につながります。

陥りやすい状態②:応募者の発言量に左右される傾向

応募者の発言量が多い程(少ない程)、面接評価が高く(低く)なる傾向です。発言の量に惑わされず、発言内容を吟味することが重要

陥りやすい状態③:第一印象によって、評価結果が左右される傾向

面接官が会って2、3分で、その人物の評価をほぼ決めてしまう傾向です。残りの時間は、自分が最初に持った印象を裏付ける決定材料を探すことに費やしていると言われています。

陥りやすい状態④:無難な人材を高く評価する傾向(“積極的誤り”を避ける傾向)

無難な(誰もがNOとは言わない)人材を高く評価する傾向、もしくは強い特徴を持つ(人により評価が分かれそうな)人材を高く評価できない傾向です。「自分の判断で通した人が良くなかったら責任問題」といった心理が働く為、無難な(リスクの少ない)人材を採用してしまう傾向があると言われています。

陥りやすい状態⑤:誘導的な質問をしてしまい、本来の姿を確認できない傾向

面接官が先入観などから「主将だったらきっと人間関係に悩んだでしょうね?その体験を話してください」などと、応募者を誘導する質問を投げかけてしまう傾向です。応募者にはもともと「良く見せたい」心理が働いており、面接官の投げかけた質問に話を合わせようとするため、応募者の本来の姿を確認することが困難になります。


リンクアンドモチベーションの面接代行

前述の通り、採用活動を組織の入り口を管理する「エントリーマネジメント」として捉えると、その中の「面接」という行為は、単に応募者の能力を見極めるだけでなく、応募者に対して情報提供し、動機付けを行うことで、選び、選ばれるということが必要です。


リンクアンドモチベーションの面接代行のポイント

リンクアンドモチベーションにおける面接代行においては、経験豊富な面接官により、前述の面接時における陥りやすいエラーを踏まえた面接を行うだけでなく、的確な質問、動機付けを行う事で、相互理解を促し、選考プロセスにおける関係構築のワンステップとして、応募者との関係向上を図ります。

初期接点で応募者の心を掴む

初対面の状況では、誰もが緊張するものです。自分自身は当然ですが、応募者も同様です。限られた時間の中で伝えたいことを伝えるために、初期接点で応募者との距離を一気に縮める必要があります。共通の接点を探す、関心を示す、受容的態度を示す等の行為を通して、応募者が話しやすい状況を創出します。

「共感の技術」で応募者と親和形成を図る

応募者とのコミュニケーションにおいて重要な要素に「共感」があります。共感とは、応募者の意見や感情などに対して、同意・同感を示すことです。円滑なコミュニケーションを進めるために、応募者に共感していることを示す必要があります。そのポイントを以下に示します。


1.同意する:相手の発言に対して、面接官も同じ考えであることを伝えます。面接官の共感が相手にきちんと伝わるように感情を込めて伝えましょう。
2.理解を示す:相手の話を面接官が真剣に聞いていることを伝えます。これは相手が否定的な発言をした場合に、特に有効です。面接官が相手の発言の内容に賛同したくない場合でも、ひとまずそれを受け止めることで、相手の気持ちを害することを防げます。
3.言い換える:相手の発言を、面接官自身の言葉で言いかえます。相手の発言を面接官が正しく理解したかどうかを確認したい場合に使います。そのことによって誤解を防ぎ、相互理解が可能になります。
4.発展させる:相手の話に付け加えて、面接官自身の考えを述べます。相手の発言に対して、実例や体験、解釈を加えたり、ほかの話題と関連させることで、コミュニケーションを発展させていくことができます。


リンクアンドモチベーションの面接代行実施までの流れ

①選考項目・選考手段・選考基準の摺り合わせの実施

貴社にて設定されている「選考項目」「選考手段」「選考基準」対応させて頂く選考ステップの位置付け等をご共有をいただきます。「選考項目」「選考手段」「選考基準」を弊社にて設計させていただくことも可能です。ご要望に合わせて設計・お見積をさせて頂きます

②運営資料作成

共有いただいた内容を元に、弊社アセッサーに共有する運営資料を整備いたします。資料の内容は、貴社にご承認いただいた上で、アセッサーに共有をいたします

③フィジビリティ実施

模擬面接(※)を元に貴社採用ご担当者様と弊社面接官にてアセスメントを実施。評価観点の摺合せを行います。弊社面接官が実際の面接に同席させていただくことで、対応も可能です
(※)模擬面接
応募者モニターによる面接。フィジビリティの場で模擬面接を実施することも、事前に収録したVTRを利用することも可能です。ご要望に合わせて設計・お見積をさせて頂きます

④面接代行実施

事前にすり合わせた観点にてアセスメントを実施いたします。初回開催に関しては、可能でありましたら同席をお願いいたします。


導入事例

導入事例①

■業種:不動産
■背景:人事のマンパワー不足
■実施内容:グループ面接、グループディスカッションの実施代行
■実施効果:年間1,000名以上の面接実施工数を代替。人事はスクリーニングされた人材に特化し、その後の面接や応募者フォローに注力。選考プロセスにおける動機形成力も向上し、内定承諾率も上昇。

導入事例②

■業種:金融
■背景:人事のマンパワー不足・動機形成力不足
■実施内容:グループディスカッションの実施代行及び弊社採用実務支援サービスとの併用
■実施効果: グループディスカッション時の評価ポイントを連携し、次回選考案内時にその評価ポイントを伝達。次選考への接続率が大きく向上。