セルフコントロール研修

イチローや錦織圭など世界のトップアスリートに共通する能力のひとつがセルフコントロールです。 ビジネスの世界においてもその必要性が叫ばれ、セルフコントロールをできるかどうかがパフォーマンスを決めると言っても過言ではありません。
本ページでは、セルフコントロールのスキルを”知っている”から”使える”に変化させるリンクアンドモチベーションのセルフコントロール研修を紹介します。
- マネジメントに頼るのではなく、自分自身で常に高いモチベーションをキープして欲しい
- 壁に直面すると出来ない理由を周囲に探してしまうことが多く、若手層が伸び悩んでいる
- モチベーションによって成果が左右されるのではなく、安定的に高いパフォーマンスを発揮して欲しい
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セルフコントロールとは
セルフコントロールとは言葉の通り「自分で自分のモチベーションをコントロールすること」です。ビジネスパーソンに限らず、スポーツや芸能などの世界で活躍するプロフェッショナルは問題に直面したときに自分の感情に左右されることなく、常にハイパフォーマンスを出せる状態を維持しなければなりません。そういった意味でセルフコントロールができることは必要不可欠なスキルです。
とはいえ、人のモチベーションは周囲の環境に左右されます。 例えば、嬉しい出来事があった日はその日をいい気分で過ごせますし、悲しい出来事があった日には気分が落ち込んだ状態で過ごしてしまうのはむしろ普通です。つまり、安定的にパフォーマンスを出すためには、モチベーションを下げないことを目指すのではなく、下がったときにいかに早くその状態から抜け出すことが大切です。
セルフコントロールにおけるよくある課題
セルフコントロールの問題は、多くの企業の若手層で起こります。 そのセルフコントロールの問題の多くは下記のようなパターンが挙げられます。
- いつまでも過去の失敗に固執したままの若手
- やりたくない業務にモチベーションを下げる若手
- モチベーションが下がったままの若手
いつまでも過去の失敗に固執したままの若手
いつまでも過去の失敗に固執してしまい、目の前の業務に集中することができていません。若手はできることが少ないため、失敗を起こしてしまうのは当然であることを考えれば、本来過度に悩む必要はありません。目の前の業務に注力した方ができることが増え、今後の成長に繋がるにも関わらず、過去の失敗に固執することで機会損失が発生しています。過去の失敗に囚われることなく、未来に目を向けることが大切です。
やりたくない業務にモチベーションを下げる若手
与えられた業務が自分のやりたいことと異なることでモチベーションが高まらず成果がでません。 世の中の多くの従業員が理解している通り、報酬をもらい企業で働いている以上、自分のやりたいことだけをやれるわけではありません。自分の欲求だけで目の前の仕事を捉えるのではなく、社会との関わりを意識できるようになることで業務に対する向き合い方が変わります。
モチベーションが下がったままの若手
モチベーションが下がった状態から抜け出す方法が分かっていません。普段仕事を進めていれば、当然モチベーションが下がることはあります。ただし、モチベーションが下がった状態から抜け出せずにいることで、いつまでたっても成果に繋がらないことが良く起こります。自分自身の性格や特徴を把握することで、モチベーションが下がった状態から抜け出すことが可能となります。
セルフコントロールができない理由
セルフコントロールができるようになるために、なぜその状態になっているのかという深層の把握が
重要です。セルフコントロールができていない理由は、大きく以下の2つに分けられます。
- 過去、他人、感情・生理反応などの「変えられないもの」に固執していて、未来、自分、思考行動という「変えられるもの」に注力ができていない。
- 自分の特性やタイプを客観的に理解できておらず、モチベーションが下がったときに適切な解決法を使えずそのまま悩み続けてしまう。
「変えられるもの」と「変えられないもの」をきちんと分類し認識させることで、 より分かりやすく理解を促します。 自分なりにモチベーションをコントロールする方法があるつもりの人でも、自己特性を認識した 上で日常シーンと結びつけることで、再現性の高いセルフコントロールを実現します。
リンクアンドモチベーションのセルフコントロール研修の特徴
リンクアンドモチベーションの研修では、大きく4つのステップで セルフコントロール術の獲得を促しています。
- 自己特性の理解
- コントロール可能な領域の理解
- 思考を切り替える観点の理解
- 思考を切り替える観点の習得
リンクアンドモチベーションの研修はUnfreeze(解凍)、Change(変化)、Refreeze(再凍結)という心理学に基づいたアプローチを使用しています。 いきなり変化を促すのではなく、変化が必要だと思わせることで参加者自身に納得感がある変化が望めます。研修の後半では今後の行動変革までこだわります。
ポイント①:自己特性の理解
目的:
自分自身の感情の特性や価値観を再認識し、自分のモチベーション特性を認識する。
内容:
体感型ワークを通じて自分と他人の価値観の違いと、自分自身のこだわりに気づかせます。
また、BRIDGEと呼ばれる個人サーベイを使用し、自分がどのような場面でモチベーションのアップダウンが起きるのか客観的に把握します。
ポイント②:コントロール可能な領域の理解
目的:
コントロールとアンコントローラブルな領域を理解する。
内容:
「変えられるもの」と「変えられないもの」の概念を理解し、「変えられるもの」にエネルギーを集中させることの重要性を理解します。
ポイント③:思考を切り替える観点の理解
目的:
狭い視野や偏った考え方から脱却するため、多角的な物事の捉え方を理解する。
内容:
無意識のうちに固定概念や狭い視野に囚われていることを、ケースワークを通してゲーム感覚で体感し、視点を切り替える観点を体系立てて理解します。
ポイント④:思考を切り替える観点の習得
目的:
学んだ観点を”知っている”から”使える”状態にする。
内容:
モチベーションが下がるシーンについて、グループメンバーに同士で学んだ観点を活用しながら相互にアドバイスを実施し、使える状態にする。
講師情報・メッセージ

セルフコントロール研修
研修講師/芹沢 正之
35年の講師経験をもって、参加者のお仕事はもとより、今後の更なる人生の飛躍に本気で向き合います。
研修内容について:
本研修は、自分の特性を把握し、ポジティブに物事を受け止めた上で、思考の切り替え技術を学ぶモチベーションコントロールスキルの獲得をするプログラムです。
過去や環境要因に囚われていて成果を出せなかったり、一度モチベーションがダウンすると長い間落ち込んでしまっている人に対して、自分と他人とが異なることを理解し、自分自身で行動を変えてモチベーション状態を回復できる力を養います。
結果として、他人や環境・過去などの自分の変えられないことに対して自由自在に思考を切り替えられ、自分のモチベーションをコントロールできるようになります。
あなたの組織課題や目指すべき未来から最適なソリューションをご案内させていただきます。
まずはお気軽にお問い合わせをお願いします。
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